ルールが技術を進化させる
学校ごとに、文化祭での装飾規定など、ルールがあると思います。
高校生は、このルールが憎くてたまらないらしい。
「厳しすぎてやってられない」と言う声はよく聞かれます。
しかし、このルール、この先厳しくなることはあっても緩くなることはないんじゃないかと思います。
なぜなら、公立高校の場合、どこの県でも財政逼迫で予算は削減、いたんだ校舎の修理代なんか出やしません。
これ以上、壁の塗装をはがさないでくれ、柱に穴を開けないでくれ、床を切り裂かないでくれというのが、事務方の本音です。
では、この厳しいルールをどうするか。
技術で乗り越えるしかないんですね。新しい技術、他校から教わった技術で、これをクリアするのが正しい文化祭のあり方でしょう。
つまり、ルールが文化祭の技術を進化させるのです。
みなさまから技術(ノウハウ)を募集します
偉そうなことを書きましたが、では私がそんなに多くの技術を知っているかというと、そうではないのです。
このサイトの目的のひとつに、ある学校で眠っているノウハウを他校に知らしめ、全国的にレベルアップをはかる、というものがあります。
ひとつ例を挙げます。
【例:教室を暗黒化する技術】
お化け屋敷などで部屋を暗黒化する場合、どのように遮光するかが問題です。
ある学校のお化け屋敷を訪ねたとき、窓まわりがずいぶんスッキリしているのに気がつきました。
そこで、どのように遮光しているか見せていただいたところ、
アルミホイルで遮光されていました。
私は恥ずかしながら、その技術を知りませんでした。しかし、その学校では10年も前から当たり前に使われていたそうです。そしてその後、いくつかの学校の関係者に尋ねましたが、何人もの方がその方法を知りませんでした。
○方法○
①窓をきれいに拭く。
②窓に霧吹きでたっぷりと水を吹きかける。ノリなどは不要。
③アルミホイルをサッシから少しはみ出すサイズにカットし、ガラスに貼り付ける。
④手やペーパータオルなどで気泡を追い出すようにして密着させる。
⑤はみ出した部分をセロハンテープでサッシに固定する。
⑥乾燥すれば、完成。
知っている学校では常識でしょうが、知らない学校も多いのです。
ぜひ、そういう技術を共有できればと思っています。
もちろん、工作技術だけの話ではありません。
広報、交渉、情報収集など、どんなノウハウでもけっこうです。
是非、情報をお寄せ下さい。
こういうノウハウが知りたい
○ 教室に柱を立てる方法
○ 粘着テープやネジ・鋲を使わずに、天井からモノをつるす方法
○ お化け屋敷、通路の壁の作り方
○ お化け屋敷、お客さんに接触せずに驚かす方法
○ エアコンがない教室で映画上映、換気はどうする
○ 廊下の手軽で見栄えの良い装飾法(壁面も)
○ 当日の会場当番、時間に遅れずに交代できる良いシステム
○ ビラ配り禁止の学校で、効率よい宣伝
○ その他
※下線があるものは、リンク先で情報が見られます。
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